- SEO業者から「コンテンツSEO」を提案されたけどどんなことを書いてくれるの?
- コンテンツSEOを継続しているのに、効果がない(順位が上がらない)
- コンテンツSEOの費用対効果が気になる!
こんなお悩みがありましたら、株式会社クロコにご相談ください。
SEO対策関連記事。
【2023最新版】SEO対策とは?初心者向けにわかりやすく解説します
YahooもGoogleも問わず、検索エンジンの性能やアルゴリズムはアップデートを繰り返しています。
2023年3月にもGoogleの最新アップデートが実施されました。
コンテンツSEOの本質は、アクセス数をアップさせることでしょうか?
検索ユーザーに役立つ情報やノウハウを継続的に投稿することでしょうか?
今回の記事では、コンテンツSEOのメリット、デメリットややり方をわかりやすく解説します。
コンテンツSEOとは
SEOとは、
コンテンツSEOとは、検索ユーザーにとって、有益な情報を提供する記事というコンテンツを作成することで、SEOの順位を上位に表示させる手法です。
コンテンツSEOの特徴
- キーワード選定作業が重要です
- カテゴリ設定などの専門知識が必要です
- 中長期的な計画が必要です
- 良質なコンテンツを継続的に発信する必要があります
つまり、1ヶ月~3ヶ月等の短期集中で順位を改善するような手法ではありません。
コンテンツSEOが注目される理由
コンテンツSEOが注目され始めたのは、2012年以降です。
中でも、2015年以降にはアフィリエイト市場も盛り上がりを見せ始め、個人のブログ投稿者が急増したことも関係しています。
ブラックハットSEOとの交代
ブラックハットSEOとは、質の低いコンテンツ検索順位を不正な方法を用いて上昇させるテクニックです。
別の言い方では、小手先のテクニックを使った検索順位対策と呼ばれています。
具体的には、以下のような手法が使われていました。
- 被リンクの設置
- コピーコンテンツ(複製、丸パクリ等)
- 隠しテキストや隠しリンク(見えない形でリンクを貼ること)
- キーワードを不自然に詰め込んだ文章の作成(同じ言葉を繰り返すなど)
- 検索エンジン向けの特別なページを作成する
などがあります。
全盛期には、外部リンクを販売するような業者もいました。
しかし、Googleのペンギンアップデート、パンダアップデート等により、順位は大幅に変わりました。
ペンギンアップデートとは、Googleでの検索エンジンのアルゴリズムの一つです。
SEOを過剰に駆使するサイトやスパム的な手法を用いるサイトを排除するために実施されています。
パンダアップデートとは、ファーマーアップデートとも呼ばれています。
品質の低いコンテンツ(低品質コンテンツ)を検索結果に表示されにくくすることを目的としたアルゴリズム更新となります。
2012年7月18日に日本語にも適用されました。
背景にあるのは、訪問者にとっては役立つようなコンテンツを提供していなかったことが関係しています。
結果的に、訪問者の役に立つ情報を掲載しているページが上位に表示されるようになりました。
現在は、YahooもGoogleと同じ検索エンジンを流用しているため、YahooとGoogleの検索結果は、あそこまで変わりません。
悪徳SEO業者の見分け方
電話営業による案内や契約は注意が必要です。
今でも「被リンクを貼ることで検索順位を上げます」と淡々と説明している営業がいますが、鵜呑みにしてはいけません。
「ペンギンアップデートによる影響は?」という質問をしてみましょう。
この質問に、答えられない人は、2,3年の業界経験しかない素人の可能性もありますので、注意が必要です。
ブラックハットSEOのリスク
ブラックハットSEOと知らずに、被リンク型SEOを実施した場合には、最悪の場合、検索結果の圏外飛ばしになる可能性があります。
「人工的に」という表現を耳にしたら、基本的には話を聞かずに電話を切りましょう。
コンテンツSEO急増の背景
コンテンツSEOが急増している背景を10年以上SEOを実践した私の主観でお伝えします。
ポータルサイトの失速
ポータルサイトとは、入口となるサイトという意味であり、業種ごとに特化した専門サイトです。
不動産業界であれば、スーモやアットホームなどがあります。
クリニック(診療所)や美容外科などの医療機関では、「e-park」や「美容医療の口コミ広場」などがあります。
掲載料金を支払った会社が上位に表示され、無料会員の会社は、ほとんど表示されない。
こんな仕組みが当たり前になった先で、ユーザーの口コミも投稿を依頼したり、競合他社と差別化するために、無理矢理数だけ増やしている業者もあります。
依頼する側が単なる掲載のひと枠扱いになっている状態が続いて、消費者側もその実態に気付き始めているのです。
結果的に、飲食店などのポータルサイトでも口コミを信じない、読まない、見ないという人が増えているのです。
SEO業者大手なら安心?
SEO対策を業者に依頼する際には、コンテンツ制作者を確認しましょう。
業界未経験者が担当するリスク
SEO業者を大手や有名な会社から探すとどんなリスクがあるのでしょうか?
答えは、担当の当たり外れです。
具体的には、業界、職種の経験です。
不動産業界にもよくあるのが、以下のような担当者です。
実家暮らしで家を買う人の気持ちもわからない。
賃貸生活で家を買うことに興味もない。
ハウスメーカーにも工務店にも相談の経験がない
こんな担当者が、ユーザーの知りたい情報を想像できるでしょうか?
他にも、東京、愛知、大阪、福岡にある業者が地方の田舎の県民性や市民性を理解しているでしょうか?
雪が降らない地域の人に雪国の悩みを理解できるでしょうか?
このように、業界の経験や知見の無い担当者にあたると、ユーザーに役立つコンテンツを目指すのは困難です。
主婦を外注にして記事作成
大手に依頼しても、記事執筆の担当者は誰でしょうか?
専業主婦を外注にして、記事コンテンツを安い金額で依頼する。
記事Aと記事Bには、それぞれキーワードを渡して、書かせて納品されたものをアップロードする。
こんなやり方で仕上げたコンテンツがSEO対策に役立つコンテンツとなるでしょうか?
こうしたコンテンツを無理矢理SNSを使って被リンクを貼るような手法では、コンテンツSEOとはいえません。
業者の規模や絵実績ではななく、業種、職種の知見、経験のある人が担当しているのかを確認しましょう。
弊社では、不動産業界、医療業界、IT業界、製造業、士業などの現場経験者が担当しております。
キュレーションサイトの衰退と撤退
キュレーションサイトとは、「テーマに絞った情報を整理したサイト」を意味します。
一般的には、「まとめサイト」とも呼ばれています。
2015年以降に活発になりました。
キュレーションサイトの代表例
- SmartNews
- グノシー
- Smartlog
- TASCLAP
- Energy Shift
等があります。
上記のようなサイトは、現在も健在ですが、その他の多くのサイトが一気に衰退したことがありました。
その背景にあるのも記事の外注化です。
悪質なキュレーションサイトでは、インターンの学生やクラウドソーシングを利用し、1文字あたり0.2円などの低賃金で全く関係のない業界未経験者に記事作成を依頼していたのです。
結果、コンテンツが大量に投稿されましたが、Googleはそのコンテンツの「量」では判断しませんでした。
月に1000ページ以上もコンテンツを追加するようなサイトも複数ありました。
しかし、膨大なアクセスがあっても、滞在せず、すぐに離脱するページが量産されたことで、評価が落ちていました。
さらに、悪質なサイトでは、
- 外部サイトのコピーコンテンツ
- 誤った情報の流布
- 無断のコピー、ペースト
- 専門知識を有する内容を素人が投稿し、間違いが多くデマを広げてしまった
などの問題が表面化しました。
特に医療系、健康系のサイトでご情報が蔓延したため、社会的に問題視されるようになりました。
このような批判の矛先が、Googleにもひろがったことで、Googleへの失望や落胆の声が集まるようになりました。
こうした反応をきっかけに、低品質コンテンツの他にも、権威性、専門性、信頼性を求めるE-A-Tを導入することになりました。
E-A-Tから、2022年には、E-E-A-Tに変わりました。
E-E-A-T対策とは?googleの評価基準の重要性と評価を高めるポイント
このように、Googleの評価基準が更新されているのです。
ホワイトハットSEOの基本的な考え方
ホワイトハットとは、善玉とか正義の味方という意味です。
コンピュータシステムのハッキングを善意に基づいて行うことを指します。
コンテンツSEOの進め方
コンテンツSEOのターゲットは、潜在客です。
スマホやパソコン、タブレットで情報を検索しているユーザーに対し、必要な情報をコンテンツ化して提供することが主な目的となります。
よって、以下の3つが重要になります。
- 対象の商品、サービスの潜在顧客が求める情報の精査
- キーワード選定と根拠の確認
- 検索キーワードごとの検索ユーザーのニーズと差別化のポイントを整理する
以上の3つの工程をないがしろにするのは、危険です。
業者にすべて任せるのではなく、何度も添削をしながら擦り合わせることをおすすめします。
コンテンツSEOのキーワード選定
できれば、キーワード1つ(新築、美容外科、保険、ランチ等」で上位に表示させたいと考えていませんか?
しかし、ビッグワードで上位にいっても、集客につながるとは限りません。
例えば、通販ではなく、地域密着の店舗集客ビジネスを展開している場合。
自分の住まいのエリアの情報を優先して閲覧しようとしませんか?
つまり、ビッグワードで上位表示させても集客効果がありません。
よって、キーワードもスモールワードやロングテールキーワードと呼ばれるキーワードを選ぶ必要があります。
地域密着のビジネスに特化するSEOをローカルSEOと呼ぶこともあります。
オウンドメディア運営をおすすめする理由
今後の集客を安定させるには、何をすればいいのかな?
SNSの反応が年々減少している気がする!
Web広告経費が年々増加している気がする!
リスティング広告の審査が厳しくなってなかなか広告を出せない
こんなお悩みがありましたら、オウンドメディアの運営を検討することをおすすめします。
オウンドメディアとは、「自社で保有するメディア」の総称のことです。
オウンドメディアは、本来はパンフレットや自社サイトすべてを指しますが、おンライマーケティングの中では、自社で運営する情報発信を行うブログのようなサイトを意味することが多いです。
企画、立案からお任せください
弊社では、オウンドメディアの企画、サイト設計からコンテンツ制作まで全てを自社で担当しております。
メインキーワードやサイトコンセプトがわからないという方もお気軽にご相談ください。
現状のサイト分析やSNS分析を各分野のスペシャリストが担当しております。