- 歯科医院のホワイトニングでランディングページを検討している
- インプラント、インビザライン等の矯正歯科のLPをお願いしたい
- 歯科のLPデザインはどうすればいいのかわからない
- 費用が50万円以上かかると言われたけれど費用対効果が気になる
こんな悩みは、株式会社クロコにご相談ください。
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今回の記事では、歯科のランディングページについて、わかりやすく解説します。
メリットデメリットや費用対効果を検討するポイントをそれぞれ項目ごとにまとめております。
ランディングページとは?
ランディングページとは、広義では、googleやYahoo!の検索結果やgoogle広告、Yahoo広告などのWeb広告、SNSなどを経由してサイト訪問者が最初にアクセスするページのこと。
狭義では、行動喚起に特化した縦長の1ページで構成されたWebページを指します。
別の言い方では、「LP」(読み方:エルピー)ともよばれています。
ランディングページの目的
公式サイトを公開した後に、ランディングページの制作の提案を受けたことがあるとすれば、狭義の意味で提案していることが多いです。
つまりは、問合せや相談、集客効果を見込むためのWeb戦略提案といえます。
ランディングページとWebサイトの違い
ではなぜ、ランディングページが必要なのでしょうか?
- 公式サイトがあるのに、なぜ別のページを作る必要があるのかわからない
- 専門ページを作る理由が見えてこない
- メリットデメリットの説明で専門用語ばかり使われてしまって、意味がわからない
こんなお悩みがございましたら、弊社にご相談ください。
弊社が歯科でランディングページ制作の検討を提案する時の事例について解説します。
google広告やYahoo広告用に利用したい
まずは用途です。
公式サイトとは、少し異なります。
公式サイト | HPがあるという安心を届けるために用意する 電話番号や住所、営業時間、医師、アクセスなどの基本情報を明記 求人やメール相談、Web予約、LINE予約などの総合案内として利用する |
ランディングページ | 審美歯科、インプラント、インビザライン等の集客に利用する その他の治療を見せない状態で患者様を迷わせない 1ページで電話相談、メール相談、LINE相談など行動を起こしやすい構成にする |
つまり、公式サイトは、総合窓口的な役割であり、ランディングページは、購買意欲を刺激するための集客を目的とした役割で存在します。
迷わせないことで成約率を高める
例えば、ホワイトニングについて検索をするユーザーが歯科医院の公式ページにたどり着いた場合、何を見るでしょうか?
- 症状の特徴
- 原因
- 治療法
- 費用
- 医療の期間やセルフケア
等を確かめることが多いです。
しかし、一旦ページを読み終えた後は何をするでしょうか?
ページの中に下記のような情報が存在すると目移りする人は多いです。
- 院長プロフィール
- 設備案内
- 駐車場やアクセス情報
それぞれのページで別々の案内がそんざいすることで、どんどん最初に見た情報が薄れてしまう可能性があります。
結果的に、リンク先がおおいことで、購買意欲が低下するリスクがあるのです。
コンテンツが専門的である
ランディングページは、画像を利用することが目的ではありません。
1つの治療毎に専門の内容を掲載することが狙いとなります。
具体的には、以下のような情報を掲載します。
- メリットを訴求したファーストビュー
- 共感(悩みや経験)
- ベネフィット
- 選ばれる理由(差別化のポイント)
- よくある質疑応答
- クリニック案内
- クロージング
全てが1つの施術に特化しているため、情報が端的に届きやすくなります。
つまり、クロージングをしやすいページになります。
歯科医院がランディングページを作るメリット
歯科医院の自費診療領域では、特にランディングページを作るメリットがあります。
新規顧客獲得につながりやすい
情報がシンプルで伝わりやすいページが存在していることで、患者様は迷わずに相談しやすくなります。
他のいろいろな情報を見ないで、そのまま問合せや質問をしやすい。
つまり、新規顧客獲得に繋がりやすくなります。
データを解析、分析しやすい
公式サイトでは、10ページから20ページ以上で構成を考えることが多いですが、ランディングページは1ページ完結となります。
つまり、ユーザーがページを開いて、閲覧を開始してから、どの段階で離脱したのかをデータで観測しやすくなります。
弊社では、ヒートマップというツールを導入することで、離脱率の高い箇所の見直しや修正案もミーティング等でお伝えをしております。
作ってから作りっぱなし、更新もせずに放置するという流れになりにくいのもメリットといえます。
情報がシンプルに伝わる
公式ページの場合、複数の治療を閲覧し、内容が整理できないまま電話で問い合わせをしていることも多いです。
具体的には、親御様が子どもの歯並びが悪いから矯正歯科について相談をしようと思っていたけれど、インビザラインなのか、インプラントなのか名前がよくわからない状態で質問している。
こんなことが起こる可能性があります。
しかし、LPにすることで、施術メニューも複数存在しないため、お客様にとっても情報がシンプルに伝わって質問する際の間違いも少なくなります。
つまり、受付の対応も負担が軽減する可能性があります。
歯科医院がランディングページで失敗する原因
ランディングページはどうやって作れば費用対効果が高いページになるのでしょうか?
こんな質問にお答えします。
ビジュアルにこだわりすぎない
ランディングページで重要なのは、コンテンツの情報であって、デザインではありません。
デザインは、文字や情報が伝わりやすくなるように注意することが大切です。
具体的には、
- ご高齢の方から10代まで読みやすいテキストのフォントサイズで記述をする
- 太字、大文字などを多様しない(均一の文字で記載する)
- 数字などを多用しない(わかりにくくなります)
などがあります。
設備等の情報を公開したい場合には、「Instagramで院内の画像も投稿しております」とテキストで添えてあげるだけでも十分です。
目的の内容をきちんと確認してもらうことを最優先に考えることで成約率アップにつながります。
コンバージョンの誘導ボタンの配置
あなたが外部のサイトをご覧になった時、ボタンが追跡したり、戻るボタンを押したら、突然画像が出てきたという経験はありませんか?
追跡や相談、予約ボタンが多いページは嫌われやすい傾向があります。
Web広告の市場では、ユーザーから以下のような反発の声も高まっています。
- うざい
- 邪魔
- 消したい
- 非表示
つまり、広告=読みたくないというユーザーもいることを忘れてはいけません。
よって、ユーザーに対し、ページ内でカウンセリングを行っているような流れで仕上げることが大切です。
アピールは数にこだわる
- 症例
- 治療器具
- 個室等の設備
内装をリニューアルしたことで、キッズルームやリラックスルーム等が新設された場合、アピールしたくなるお気持ちもよくわかります。
しかし、他のほとんどのクリニックが導入しているのであれば、ユーザーにとっては特別なことではありません。
つまり、アピールするべき点は、中身と数を配慮して決定することが大切です。
アピールを見た時、「確かに他の歯医者さんとは違うかもしれない」「こんなの見たことない」という共感や新鮮さが伝わる内容に絞り込むことが大切です。
よくある質問にこだわる
よくある質問には問合せが多い内容を記載しましょう。
訴求したいポイントではなく、素朴な疑問をふくめた「よくある」という点にこだわって記載をすることが大切です。
理想で言えば、受付でいつも回答しているマニュアルの回答をそのまま記載しておくと、もし電話をした際にも「同じことが書いてあった」と思い出しやすくなります。
歯科のランディングページ費用相場
歯科医院のランディングページの料金相場について解説します。
A4用紙8枚程度の量で70万円以上
安い価格でも40万円~50万円程度といわれています。
デザインだけでなく、セールスなどのコピーライティングが含まれた場合には、1ページで100万円以上かかるという制作会社もあります。
しかし、ここまでの価格が本当に必要なのか?と考える先生も多いようです。
歯科のランディングページ比較ポイント
制作前のヒアリングにおいて、キーワードにこだわっているのかを確認しましょう。
- インプラントのお客様の悩みやニーズへの知識
- デザイナーを含めて治療経験者が在籍しているのか?
- 歯科医院に今も通っているスタッフが在籍しているのか?
など、歯科医院における通院や受診の経験者が多い制作会社のほうがリアルな悩みを知っています。
デザインは変わるのが前提
最初から、完成品を求めてはいけません。
当社では、広告運用を行う際には、LP内部の追記や修正案なども毎月ご案内しております。
つまり、成約率をさらに高めるためには、定期的な見直しが必要になります。
具体的には、
- 2~3年経過したらデザインが古くなったと感じられるようになる
- 患者様のニーズが変わってきた(悩みや来院のきっかけの変化)
など、デザインに関係する変更点が発生する可能性があります。
よって、最初から高い費用をかけて完成させるよりも初期投資を抑えて、修正を含めた管理に費用を支払うほうが集客効果は高くなります。
業者の選び方に迷っていたら、お気軽にご相談ください。