- ユーザーの検索意図って何?
- 検索結果の上位に表示させる方法が知りたい!
- コラムなどで記事を作成したいけれど、何を書けばいいのかわからない。
こんなお悩みがありましたら、株式会社クロコにご相談ください。
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今回の記事では、検索の目的とコンテンツの書き方をわかりやすく解説します。
検索意図(インテント)とは?
検索意図は、別の言い方で、検索インテントと言います。
検索キーワードに現れるユーザーの感情や意思を指しています。
ユーザーが知りたい情報を届ける。
ユーザーが求めている情報を提供する。
ユーザーファ―ストで考えることを、「検索インテントを考える」と言います。
検索クエリとインテントの違い
検索インテントに似たキーワードで、検索クエリというキーワードがあります。
検索クエリとは、実際に検索エンジン等を使って、ユーザーが検索に使用したキーワードのことです。
「クエリ」とは、「問い合わせる」とか「訪れる」などの意味を持ちます。
データの問合せを一定の形式で文字に表現することを意味します。
わかりやすく言えば、「○○とは」「○○ ××」などのワードのことを言います。
検索クエリの種類
検索するユーザーの目的は大きく分けて4つに分類されます。
Knowクエリとは
Knowクエリとは、特定の事柄に対する情報を知りたいというユーザーの意図を示すキーワードです。
具体的には、「○○とは」などが該当します。
「意味」や「歴史」、「由来」、他にも「作り方」「やり方」「方法」などの解説を求めるキーワードが対象となります。
Goクエリとは
Goクエリとは、「特定のサイトに訪問したい」とか「特定の場所に行きたい」というユーザーの意図を示すキーワードです。
基本的には、サイト名や指名系キーワードが対象となります。
具体的には、
- 会社名 アクセス
- テーマパーク 行き方
などがあります。
Doクエリとは
Doクエリとは、「特定の行動を起こしたい」「やりたい」というユーザーの意図を示すキーワードとなります。
企業名、サイト名や場所などの固有名詞に対し、起こしたいアクションを組み合わせるのが特徴です。
- 企業名 資料請求
- 商品名 問い合わせ
- アプリ名 ダウンロード
- サービス名 会員登録
などがあります。
検索ワードとしても、その検索にヒットすることは、成約率が高いことが伺えます。
しかし、Doクエリのキーワードは、競合も多く、SEO対策を行う上では、難易度がかなり高くなることもあります。
Buyクエリとは
Buyクエリとは、「買いたい」というユーザーの意図を示すキーワードとなります。
直接的に買いたいというキーワードでなくても、口コミ、評判、おすすめなどの周囲の反応を確認する動きも買いたいからこその検索キーワードとなり、Buyクエリに該当します。
検索クエリを活用する方法
検索クエリは、リスティング広告とSEO対策の使い分けにも有効です。
リスティング広告向けのキーワード
リスティング広告の場合には、1クリックに対して、費用が発生しますので、成約率にこだわるようにしましょう。
すると、知りたい人や情報収集の人向けに必死にアプローチをすると、無駄な広告経費が発生しやすくなります。
当然ながら、DoやBuy,Goなどといった具体的なアクションを起こす可能性が高いキーワードも入札単価が高くなるため、慎重に選ぶ必要があります。
【除外キーワードを活用】
除外キーワードに該当するのは、商品の購入や成約に繋がりにくいと考えるキーワードです。
例えば、個人スクールやサロンの集客をする際に、「独学」「本」「YouTube」等のキーワードでヒットさせてもなかなか反応がありません。
検索意図が異なると判断されるキーワードは、どんどん除外することが大切です。
【検索クエリからの発見】
広告を運用すると、広告管理画面の中に、これまでに表示されてクリックされたキーワードの表示回数、クリック数、クリック率等を確認することができます。
つまり、実際にクリックが発生したキーワードを確認することが重要です。
定期的に検索クエリを確認することで、自社サービスに関連するとは思っていなかった新しいキーワードを発見することもあります。
また、自社では関連性が低いと思っていたキーワードから、問合せなどのアクションが発生することもありますので、定期的に確認しましょう。
検索クエリの対策と優先順位
検索キーワードを見ると、当然買いたい、欲しい、行きたいなどの具体的なキーワードばかりに目を向けてしまう企業は多いです。
しかし、先述の通り、こうしたキーワードはライバルも多いですし、クリック単価が高騰化しているキーワードやSEO難易度が高いキーワードもたくさんあります。
ではどうすればいいのでしょうか?
優先順位の高いキーワード
優先順位の高いキーワードは、ずばり指名系キーワードです。
特に、自社の社名やサービス名、商品名を検索している人には必ずアプローチを行いましょう。
なぜなら、認知がもう完了しているからです。
いくつか商品やサービスの案内を見たり、聞いたりしている人が、印象に残ったからこそ検索している可能性があります。
つまり、このキーワードを優先せずにほかのジャンルやテーマに投資するのは、もったいないのです。
必ず、社名系や独自のサービス名、商品名は逃さず対策を行いましょう。
LPとの相性が良いキーワード
リスティング広告を利用する際には、広告用のWebページの準備が必要です。
広告用のWebページには、ランディングページ(LP)を利用することをおすすめします。
既にLPがある場合には、LP内に記載のあるキーワードを優先しましょう。
書いていないキーワードを使っても、訪問したユーザーは、知りたいことが載っていないと判断し、離脱する可能性が高くなります。
よって、広告用ページに記載されているキーワードは、入札すべきキーワードとお考え下さい。
SEO対策と検索クエリの相性
SEO対策を実施する際には、Knowクエリに注目しましょう。
knowクエリに注目する理由
検索順位で上位に表示させるキーワードの中でも、Knowクエリは、認知に該当します。
つまり、まだ企業や商品の情報を全く知らない方向けに情報と存在の両方をアピールすることが目的となります。
1回の訪問で商品の購入に繋がらなくても大丈夫です。
何度も訪問したくなるページにすることで、信頼関係を築き、いずれは商品を思い出していただけるような関係を築くことが大切です。
もし、今のスタッフブログやコラムを投稿しているのに、反応がない、順位が上がらないとお困りでしたら、お気軽にご相談ください。
キーワード選定を含めて、SEO歴15年以上の担当者がわかりやすく解説いたします。