- Webマーケティングの専門用語がわからない。
- CVRとは、何のこと?
- CVRの求め方や平均値は?
こんなお悩みがありましたら、株式会社クロコにご相談ください。
今回の記事では、Webマーケティング基礎用語の一つであるCVRの意味や活用法をわかりやすく解説します。
CVRとは?意味や使い方
「CVR」とは、「Conversion Rate 」の略であり、日本語に訳すと、成約率を意味します。
CVRの意味
「Conversion」は、「転換、変換、変化」を意味する英単語です。
「Rate」は、「割合、率、歩合」を意味する英単語です。
コンバージョンとは、「Webサイトやページに訪問したユーザーが、Webサイト、ページの運営者が期待する成果を達成したこと」を意味します。
つまり、「運営者が期待する成果」とは、以下のような行動が該当します。
- メール相談や電話によるお問合せ
- メール予約や電話による予約
- LINEやInstagram等のSNSでの友達申請
- メルマガへのメールアドレス登録
- 資料請求
- 会員登録
- 商品購入
などがあります。
CVRの使い方
CVRは、主にWeb広告の市場で使われています。
具体的には、Google広告、Yahoo広告などのリスティング広告で見かける人が多いようです。
「CVR」を別の言い方で、「コンバージョン率」とか「CV率」と説明する業者の担当者もいますが、同じ言葉を指します。
つまり、どのくらいの割合で、そのページから売上やアクションがあるのかという成果を説明する際に使用されるデータの一つです。
課題を改善する際には、「CV率の改善案」などを出してくることがあります。
CVRとCTRの違い
CTRとは、「Click Through Rate」の略であり、クリックした割合を意味します。
CTRの計算方法
CTR(%)=クリック数÷表示回数×100
クリック率が低い時には、広告文の見直しや画像のイラスト、画像内のテキストの修正などが修正課題の対象となります。
しかし、クリック率が高くなっても、誘導先のWebサイトや指定のページ内の情報がユーザーの知り多い情報になっていない場合には、コンバージョン率は変わりません。
ですから、CTRとCVRでは、改善するポイントも異なります。
CVRの計算方法
CVR(%)=コンバージョン数÷アクセス数×100
コンバージョン率が悪い場合の原因はいろいろあります。
- ターゲットが合っていない(ミスマッチ)
- 広告に使用されているWebサイトやLP(専門ページ)内のコンテンツの構成の問題
- 競合他社との比較で負けている(価格、ブランディング、特典、限定性等)
コンバージョンは、アクセスが増えれば、必然的に増えるとは言い切れません。
簡単に言えば、男性向けのサロンのはずが、ターゲット設定を行わず、女性にも配信されていたら、クリック率も下がりますが、コンバージョン率はもっと下がります。
基本的に歯、コンバージョン率が高いかどうかを確認する際には、クリック率や滞在時間などを確認した上で、改善ポイントを絞り込むことが大切です。
CVRが低い主な原因
CVRが低いままになっている時には、以下の3つを見直しましょう。
- キーワード選定
- 広告詳細設定
上記が、ターゲティングに関連する見直しポイントになります。
- Webサイト訪問者の離脱率
- Webサイト訪問者の滞在時間
- Webサイト訪問者の新規、リピートの割合
上記が、ユーザーの知りたい情報とのマッチングを確認するポイントになります。
いきなり、ファーストビューを変えれば何とかなるというのは、小手先のテクニックです。
他にも、バナーや画像など、インパクトにばかりこだわるのは危険です。
ただでさえ、Web広告は、「うざい」「邪魔」と判断されるリスクがありますので、自然な形でユーザーの知りたい情報を丁寧にわかりやすく解説することが十よづエス。
CVRを改善する方法
先述の通り、3つのポイントを確認した上で、ターゲットを絞り込むことから始めましょう。
ターゲットの絞り込み方
新規事業や新規開業の店舗やECサイトのスタート時に、企業側が想定していた通りの人物像がしっかり当てはまることはかなり少ないです。
基本的に、全く存在すら知られていない市場で戦う際には、ターゲットを十分に絞り込むことが予算の節約にもつながります。
性別、職業、年齢などのステータスデータはもちろんのことですが、もう少し明確にしても問題がない項目を用意しておくと、絞り込みやすくなります。
UI/UXを見直す
簡単に言えば、目標を達成するための動線を確認しましょう。
- どこをクリックすればよいのかわからない
- どの項目を入力すればいいのかわからない。
- 何を書けばいいのかわからない。
などユーザーを迷わせてしまう項目を排除しましょう。
よりシンプルに、簡単に使える環境を用意することで、ユーザーが行動しやすくなります。
ヒートマップを導入する
ヒートマップとは、3次元データの個々の数値や色の濃淡で表した可視化グラフの一種です。
データを菓子かすることで、必要な情報と不必要な情報を精査することが可能です。
特に、Webサイトではなく、特定ページからの集客を目的としている場合には、他のページに移動しないため、そのページ内の改善ポイントを探す手掛かりになります。
CVRが低いまま改善策が見つからない方へ
CVRが、1%どころか0.001など非常に低い状態が続いているという方は、お気軽にご相談ください。
弊社では、SNS担当者、リスティング広告担当者がそれぞれ現状の広告設定画面を直接確認した上で、今すぐやるべきことや改善したほうが良い点をわかりやすく解説します。
添削依頼については、費用をいただいておりません。
何から始めればいいのかわからない。
専門のツールなどは全く使っていない。
いつもの業者に依頼して、データなんてほとんど見たことがない。
このような状況であれば、まだまだ改善できる可能性はあります。
諦める前にご相談ください。