こんにちわ。
株式会社クロコWebマーケティング事業部です。
MEO対策とは、「Map Engine Optimization」の略で、「地図検索エンジン最適化」を意味します。
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新型コロナウイルスによる影響で、遠方まで足を運ぶことを躊躇するユーザーも増加しました。
特に、ローカル検索という地域を絞り込む検索ニーズが高まっております。
よって、地域密着型の飲食店やクリニックにとっては、Web集客対策が必須となっています。
今回の記事では、MEO対策業者の営業トークから嘘と本当を見抜くコツをご紹介しています。
MEO対策会社の比較ポイント
MEO対策の業者の見極め方についてご紹介します。
実績を確認する
MEO対策の業者は、自社のWebサイトに過去の実績を掲載していることが多いです。
しかし、実績の数が重要ではありません。
なぜ?
簡単に言えば、元々の順位だけでなく、多くの点が異なるからです。
具体的には?
- 公式サイトの有無
- コンテンツの数
- SEO対策の経験の有無
- SNS等のアカウントの保有や活動実績
- 知名度
- 認知度
- 拠点と狙っているキーワードの距離
など多くの条件が結果に関係しております。
中には、5位だった状態を3位以内にしたのを6ヶ月以内の実績として紹介している会社も少なくありません。
つまり、ただ単に100社、200社という数字だけを掲げている会社ではなく、具体的な条件を開示しているのかが重要になります。
料金体系の明確化
料金形態には、主に2つあります。
成果報酬型と月額固定型となります。
それぞれのメリットデメリットを簡単にまとめました。
課金条件 | メリット | デメリット | |
月額固定型 | 毎月定額を支払う | 毎月の広告経費が一定である | 成果が出ていない期間も支払いが発生する |
成果報酬型 | 成果が出た日から数ヶ月の契約期間で支払いが発生する 月半ばで上位に表示された場合には、日割りで課金が発生する | 効果が出るまでは費用の支払いが発生しない | 成果が出てから一定期間は解約ができない 中途解約の申し出の際には高額な解約金を請求されることもある |
月額固定型と成果報酬型を1年程度で比較することが大切です。
仮に3ヶ月~6ヶ月で成果が出た際には、どの程度の差額が発生するのかを確認しましょう。
結果的には、月額固定型のほうが安くなっていることが多いです。
また、業者によっては、初期費用やオプション料金等を「~」表記で曖昧にしていることもあります。
1日500円~等の広告に惑わされないよう注意が必要です。
診断ツールの使用の有無
MEO対策を実施した際に、順位は実際にどのように計測をしているのか?を確認しましょう。
弊社では、指定のポイントからのアクセス情報を独自にデータ収集し、レポートにて提出するサービスも行っております。
独自の順位チェックツールを使用する際には、Googleアカウントの保有が必須になります。
どのようなチェックツールを利用しているのかを実際に確認することも大切です。
作業計画
実際に、順位変動をリサーチしながらさまざまな分析や解析を行います。
改善できない原因は、自社の強みをいかせていないことも関係します。
他にもユーザーのニーズに応えていない点なども課題となります。
つまり、MEOについて、ただ単に最新情報を公開することしか理解をしていない営業マンは、「独自ツール」とか「PDCA」のようなよくあるキーワードを多用するので注意しましょう。
悪質なMEO業者営業の撃退法
SEO対策、ホームページ制作、MEO対策、どんなサービスでも必ずといっていいほど電話営業を行う業者があります。
しかし、社内に明確なノウハウやルールが設定されていない企業もまだまだ多いようです。
新規参入企業が多く、実際にはMEO対策の具体的な施策方法や不正行為すら理解していない業者もいます。
ではどうすれば、騙されないのか?
営業電話は一言で終了
まず、業者の電話営業には、まともに電話で受け答えをしないことが大切です。
「まずは資料を送ってください。必要性を感じたらこちらからご連絡します」
たったこれだけで大丈夫です。
実際に資料を見て、第三者の資料と照らし合わせることで、情報の確認をしましょう。
効果測定地点の指定の有無
「独自ツールを使用し、計測を行っております。」
こんな説明を受けた際にはこの一言が有効です。
「では、こちらが指定した地点からの確認をお願いしたいのですが可能でしょうか?」
実際に、エリアが指定できないツールというのは怪しいので、要注意。
成果報酬だから安心です
よくある悪徳業者のフレーズをご紹介します。
「成果報酬だから万が一、上位に表示されなかった時には費用はいただきません」
このような説明は、導入のハードルが下がっているだけです。
先述の通り、実際には多額の解約金や違約金などが潜んでいる可能性もあります。
よって、基本的には「資料送付」を最優先としましょう。
質問に答えない
「Google公認」や「正規代理店」
Googleに関連するサービスが登場するたびに出てきたフレーズがありますが、ほとんどが嘘だということがわかっています。
具体的には、「正規代理店」や「公認」といった単語を登場させる業者。
こんな業者とは、言葉を交わすことなく、無言で電話を切ることをおすすめします。
訪問営業には対応をしない
Webマーケティングやデジタルマーケティングの事業を手掛けている会社が、いまだに訪問営業を実践しているのはなぜでしょうか?
つまり、訪問しないと反応がないということですね。
言い方を変えると、集客に効果のある戦略を打ち出せない状態ということになります。
「顔を見せたほうが安心である」のは、根拠がありません。
決断を迫られて、流されてしまい、結果として、説明とは異なる請求をされることもあります。
訪問営業や飛び込みには、たいおうをしないことをおすすめします。
MEO対策のルール
Googleのサービスには、広告でもGoogleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)でもガイドラインが存在します。
ポリシー内容を確認する
Googleビジネスプロフィールを運用するにあたってのガイドラインについては、誰でも簡単に見ることができます。
もし、「この会社の説明は本当に大丈夫かな?」と気になった人は、必ず申込や契約をする前に自分でガイドラインを確認するようにしましょう。
問題になったことがないならOK?
次のような回答にも注意しよう。
「今まで問題になったことがありませんので」
この説明は、「お客様へのリスク管理が徹底されていない」と判断しましょう。
ガイドラインに違反した場合、グーグルのアカウントそのものが利用停止(はく奪)という処分もあります。
つまり、二度と自分の店の名前を登録できなくなる可能性もあります。
よって、曖昧な状態なら、無難な方法を選択してもらうことがお客様ファーストと言えるのではないでしょうか?
「お金が入るためなら、何を言ってもわからない」
こんな感覚を持っている担当の言うセリフを鵜呑みにしてはいけません。
ペナルティを受けてもその業者は何もしてくれません。
MEO対策の業者選びは慎重に
MEO対策会社や業者の中には、商品のことを詳しく知らない新人の営業も多いです。
「本当?」、「大丈夫?」
説明を聞いている時に、一度でもはぐらかす説明があれば、競合の別の他社に確認しましょう。
改めて別の会社に確認しても正確な情報を知らない時には、Googleのフォーラムなどでも相談することが可能です。
とはいえ、最初に話を聞いた時にはほとんどの方が全く知識がないため、株式会社などの法人であれば、大丈夫だと思い込んでしまっていることも多いようです。
セールストークはあくまで、「セールス」です。
実際に作業を行っている担当者以外からの話はまともに聞いていても意味がありません。
弊社では、Webマーケティングチームもミーティングに参加をさせていただきます。
毎日クライアントのアカウントを管理しているからこそお伝えしたい情報を厳選してご案内しております。
今の業者に不満がある、何をしているのかわからない等の悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
現在運用中の方には、無料の添削サービスも実施しております。
参考資料